本文へ移動

ばね指(弾発指:だんぱつし)

どんな病気

腱鞘炎が進行し引っかかりが生じ、ばね現象が生じる。

改善見込期間

数週間~数か月

病態・原因

○ばね指とは、指の腱が通るトンネル(腱鞘)を腱が通るときに引っかかり、ばね現象が生じる疾患です。
○腱鞘炎が進行することで、腱鞘が肥厚(分厚くなって)して通りにくくなったり、腱自体が太くなって通りにくくなったりすることで起こります。
○手の使い過ぎやスポーツ、指を良く使う仕事の人に多く、親指と中指に多くみられます。糖尿病やリウマチ、透析患者にもよく発生します。
ばね指の病態・原因
ばね指の症状

症状

ばね指の症状
ばね指は指の曲げ伸ばしの時にばね現象が起こり、スムーズな曲げ伸ばしが行いにくくなります。朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。腱鞘炎からばね指、拘縮手と進行していきます。

診断

指の付け根にはれや圧痛があり、ばね現象があると診断が確定します。

治療

ばね指の治療
・薬物療法(痛み止め・腱鞘内ステロイド注射)
・ストレッチ指導
 
※改善しないときや再発を繰り返す場合は、腱鞘の鞘を開く手術を行います。
 切開するのは腱鞘の一部だけですので小さな傷で済みます。
TOPへ戻る